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渓流魚の人工産卵場の造成+釣り人参加型調査の報告会+映画の上映

 10月15日に笛吹川上流の日川で、渓流魚の人工産卵場の造成+釣り人参加型調査の報告会+映画「ミルクの中のイワナ」の上映会という複合イベントが開催され、県漁連でも上映のお手伝いをしました。

 当日は朝から雨だったため、当初の予定を入れ替え、先ずは釣り人参加型の渓流魚資源量推定結果の報告を(国研)水産研究・教育機構水産技術研究所の坪井さんにしていただきます。

 この6年間の成果は、今年日光で開催された世界イワナ学会で報告されています。

 

 

 報告の後、皆さんで熱く意見交換をします。

 

 

 そして「ミルクの中のイワナ」の上映会です。

 

 

 

 

 昼食の後、いよいよ産卵場造成の作業に取りかかりますが、この周辺は成魚放流を行っていないC&R推奨区間になります。

 C&Rにより親魚を残し、天然再生産を活用することで、魚の密度が濃い優良な漁場となっています。

 

 

 ウエーダーを履くと、皆さん気合いが入ります。やはり釣り人。

 

 

 堆積した土砂を流し、水深を確保して、そこに拳大の石を投入後、砂利を敷き詰めます。

 

 

 低いアングルから撮ると、熱のこもった作業が分かります。

 

 

 作業終了後、恒例の記念撮影です。さて作業でどんな風に変わったのでしょう。

 

 作業前。砂や泥が溜まり、産卵にはやや浅かったり、深すぎたり。

 

 

 これだけ綺麗になると、私も卵を産みたくなります??

 

 

 

 

 例年だと作業終了直後に遡上してくるアマゴやイワナもいるのですが、今年はお預け、一週間後が楽しみです。

 

2023年10月16日(月)

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