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渓流漁場における「現場売り」設定価格の見直し

 山梨県内では、令和6年1月1日の漁業権免許切り替えに伴い、新たな遊漁規則が各漁協で制定・認可されました。

 

 その中でも、渓流漁場の現場売りの遊漁料金を前売りの3倍にした漁協が2つあります。下の表の峡東漁協と丹波川漁協です。

 

 

 このこれまでより高い現場売り価格設定については、県、漁連、漁協で協議を行い、ようやく実施することができました。現場売りが前売りの3倍を超える事例は全国でも殆どありません。

 

 何故このようにしたのか。この設定には2つの目的があります

 

 1つめは、これまでボランティアに近かった監視員の日当を適正化するため漁場監視経費を捻出すること、

 

 2つめは適正な監視を実施することによる渓流漁場における無券者の抑制です。

 

 詳しい考え方はこちら →  をご覧下さい。

 

 ただし、今回の現場売りを高い価格で設定することについては、誰でも容易に前売り券が購入できるようにすることが必要条件となっています。

 

 具体的には、従来の販売所に加え、コンビニでの販売、ネット上でのオンライン販売の両方を行い、その情報を周知していることです。

 

 峡東漁協の前売り販売所です。オンラインは「つりチケ」になります。

 

 丹波川漁協の前売り販売所です。オンラインはこちらも「つりチケ」です。

 

 今回の設定により、適切な漁場監視が行われることで、釣り券を購入する意志のない無券者が減り、魚影の濃い釣り場となることを期待したいと思います。

 

2024年1月23日(火)

山梨県の釣り情報|山梨県漁業協同組合連合会

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