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富士川流域川づくり勉強会

 8月8日に国交省の甲府河川国道事務所主催の川づくり勉強会が道の駅富士川で開催されました。

 テーマは「富士川の河川環境について」です。

 

 

 参加者は、富士川流域の県議会議員、市議会議員、漁協関係者、ラフティング関係者、大学、試験研究機関、市民団体と30名近い参加者です。web参加の方もいるので、富士川の川づくりに関心を持つ方はかなりいるようです。

 事務所の担当の方から、昨年設定された維持流量についての詳しい説明がありました。

 

 

 現在、この維持流量を踏まえ、正常流量設定に向け検討委員会が立ち上がっています。

 

 説明のあとには質疑の時間がありました。質問が多かったこともあり、やや時間が短く感じたものの丁寧な回答がなされていました。後日内容がアップされることと思います。

 

 会議終了後に参加者と話をすると「このような勉強会が引き続き行われることが、住民の川に関する意識を高め、川との関わり合いを考える良い機会になる」という意見の方が多かったです。

 

 水産関係者とすれば、設定された維持流量の長期目標が早期に達成されることを願うとともに、20年間も設定手法の課題が置き去りにされている「正常流量設定の手引き(案)」の改正に向けた検討会の設置を強く要望したいと思います。

 

参考文献

川の水は足りていますか?

河川における維持流量設定の課題

2024年8月22日(木)

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