県内の河川漁協は、組合員の減少・高齢化、河川工事による漁場環境の悪化、アユの冷水病、カワウの食害、ミズワタクチビルケイソウの繁茂など色々な事象の影響を受け、組合経営や漁場管理に色々な問題が生じています。

　そこで、組合の垣根を越えた、情報交換や連携により、これら緒課題に対処することを目標として、「やまなし漁場管理勉強会」が開催されました。

　集まったのは、４漁協の若手１０名に加え、水産技術センターと県漁連、併せて１３名です。

　簡単な自己紹介の後、アイスブレイク的な話題としてこちらの方から「漁業権免許切り替えと増殖義務」について話題提供したところ、

　無券者に対する漁場監視の現状と対策。

　成魚放流の意義と費用対効果。

　漁場環境の保全。

　漁協の体質と漁場管理体制。　等々について話が広がり、活発に意見が交わされました。

　今回は意見のとりまとめは行わず、顔会わせと今後の会の持ち方の確認を主な目的としましたが、閉会した後も延々立ち話が続き、想定以上に話が盛り上がり、目標は十分達成できたと思います。

　次回は、県内の遠方から来る方もいるためWEB併用で行い、徐々に課題を絞りつつ、共有できる成果を得られるようにしていく予定です。

　皆さん次回もよろしくお願い致します。また、発案者のW氏、お疲れ様でした。