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会議・発表会・報告会・ミニシンポ

 3月に入っていろいろな会議が目白押しでありました。少し遅くなりましたが、県漁連の活動を知っていただきたく、その概要をお伝えしたいと思います。

 

 

○ 報告会

 令和6年度みんなでやるぞ内水面漁業活性化事業の報告会が3月6日にあり、オブザーバーとして参加してきました。

 

 

 この事業は、都道府県との連携のもと、内水面に関係する全ての漁協・漁連が行う効率的な内水面漁場管理の取組を支援するものです。

 

 興味深い発表として、栃木県漁連のように学生が構成員となる協議会の設置、また三重県内水面漁連のように理事会の下部組織として若手メンバーの小委員会を設置するなどの、新たな視点からの取り組みであったり。

 

 長野県漁連のICTデータの解析結果から効率的な漁場管理の提案であったりと様々な切り口がありました。

 

 

 山形県内水面漁連は、サクラマス釣果情報の回収率を上げるためバッジを制作。オシャレなバッジは当方も欲しくなるものでした。

 

 本県においても活用できる情報があったことから、引き続き情報収集に努めると共に、効率的な漁場管理について管内漁協へ情報提供を進めて行きたいと感じました。

 

 

○ 会議

 国中地方の漁業・公共事業地方連絡会議は、2月に開催されました。

 

 今回は、3月12日に開催された富士・東部地方連絡会議です。

 

 

 公共事業側からは、令和7年度工事箇所の内容と時期が、組合からは増殖の場所と時期が報告されました。加えて県漁連からも、流路形状の保全、河床の石の残置、濁りの発生の防止をお願いしました。

 

 国中地方の会議よりは少ないものの、人数は30名以上と大所帯です。

 

 

 この会議が今後の河川環境保全につながることを期待したいと思います。

 

○ 発表会

 令和6年度山梨県水産技術センターの成果発表会が3月14日に行われました。

 

 

 成果情報が3課題、話題提供が3課題ありました。詳しくは、こちら

 

 

 一番興味深かったのが、ワカサギが水深30mの湖底で産卵しているという報告

 

             (写真は山梨県水産技術センターのHPから転写)


 貴重な観察事例で、今後の資源管理にも役立つ情報だと思います。詳細な報告がなされるのが楽しみです。

 

 

○ ミニシンポ

 最後は、日本水産学会で3月26日に行われた「内水面漁協が元気になるためには」というミニシンポジウム。

 

 

 

 全国津々浦々から、大学、水産庁、水研、県水試、県行政、漁連、漁協、釣り人、釣り雑誌、漁場管理委員会等いろいろな方が集まり、最終的には50名を越える人数となりました。

 

 

 簡単に結論の出る話でなかったことから、発表終了後もあちこちで輪になって話をする人が多く見かけられました。

 

 課題が多い業界ではあるものの、その解決に向け努力する人も多いことを感じさせるシンポジウムでした。

 

 

2025年3月29日(土)

山梨県の釣り情報|山梨県漁業協同組合連合会

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