7月19日に開催された県漁連の巡回指導員委嘱式に引き続き、山梨県水産技術センター主催の増殖技術講習会が約50名参加のもと開催されました。

　今回の講師は、水研の中村智幸さんです（所属の正式名称は「国立研究開発法人 水産･研究開発機構 水産技術研究所 環境･応用部門 沿岸生態システム部 」と寿限無のようです）。演題は「内水面漁協の役割及び内水面漁協が抱える多くの課題とその解決策」と、これもやや長めです。

　中村先生がこれまでの研究結果をもとに、分かりやすく、かつ熱く語りかけます。

　演題名が長いだけではありません。興味深く、組合の運営にも直結する内容なので、ウトウトしている人は誰もいません。

　講演の後の質疑にも熱が入ります。組合の運営に役立つ、大変良い講演会となりました。

　翌日は、県漁連の事務室で、現在進行している漁業権免許の切替に関連する、義務増殖の方法や遊漁料金の設定、遊漁規則の改善について、指導を仰ぎました。

　今回の講演が、今後の組合の漁場管理に役立つことを期待したいと思います。